ANIKIの酒場

こんにちは。東北大学経済学部経済学科4年のANIKIです。ANIKIはベトナム人の友人につけて貰ったあだ名です。2014年9月より半年間ほど、台湾の国立政治大学社会科学院に交換留学生として行きます。その模様をブログにまとめて書いていきたいと考えています。

ブログ、はじめました

こんにちは。東北大学経済学部経済学科4年のANIKIです。ANIKIはベトナム人の友人につけて貰ったあだ名です。2014年9月より半年間ほど、台湾の国立政治大学社会科学院に交換留学生として行きます。その模様をブログにまとめて書いていきたいと考えています。

 

所属しているサークルの休学中の友人2人がブログをやっているので僕もやろうかなと思いつつ、期末試験だの富士山登山だのと忙しくしているうちに卒論というラスボスの顔が見え始めたのでそろそろ現実逃避の場としてルイーダの酒場ならぬブログを書こうと思い立ち、作りました。

 

人並みですが。http://ameblo.jp/kamelliaohsb/

えっ!休学っておいしいの? http://headjumper04.hatenablog.com/

 

ブログで文章を書くという行為は久しぶりですが、誰を対象に書くべきなのか、またどのような書き方で書くべきなのかを少し考え、後で誰かが読んで追体験しやすいように一人称視点で思っていることを素直に、誰かに教える訳ではなく、ツラツラと書きたいと思います。どうしても読者を想定すると「面白いことを書かなきゃ」とアップデートのコンテンツに拘ってしまうと考えています。

 

大学の後輩が運営しているブログ集に書こうかとも思いましたが、更新頻度が多いと僕の下らない記事が溢れることになるので個人で書くことにしました。

 

ASHIATO information hub for students in TOHOKU

http://tohoku-ashiato.secret.jp/

 

 

で、最近友達たちに言われることは1つです。「台湾に何をしにいくの?」

 

・  女の子が可愛いから?

・  「留学」に憧れていたの?

・  暇つぶし?

・  中国語やりたいの?

・  英語やりたいの?

・  寒いのが嫌いなの?

・  隣の住人が嫌だったの?

・  卒業前に何かやりたかったの?

 

どれも一理あると思います。確かにベトナムへの短期留学に一緒に行った後輩から「台湾の中でも台北市は女の子のレベルが高い」と聞きました。「留学して箔を付けたいの?」と言われると否定出来ない部分があるなど自分に自信がないのかもしれません。

 

また後期セメスターが暇になるのは嫌でしたし、中国語と英語をやりたいのは間違いなかったですし、僕は仙台の冬に耐えられないですし、隣の住人がうるさ過ぎて引っ越しの理由が欲しかったですし、ゼミの日だけ大学に行って他は卒業旅行に備えてバイトするような「普通の」大学生活が嫌だった、と確かに一理あります。

 

それよりも気にしているのは日本人の欧米偏重な点です。僕の出身校も最近では直接アイビーリーグに学部から行く人が出始めましたになりましたが、アジアの大学に行くような人はまだほとんどいません。

 

これだけ「これからはアジアの時代」だと言いながらアジアに目を向けないのは「どういうことなんだろうかな」と思います。もっとも学術的なことを言えば私が専攻とする経済学は欧米の学問ですし、大学の国際ランクなども欧米の方が良い大学が多いのも事実です。

 

しかしながら学位取得が目的ではないですし、アジアの大学に行くのは「敵を知るためには敵の言葉から」という点でとてもいいと考えています。敵という表現は適当ではないですがニュアンスとしてはそんな感じです。

 

実を言うと、アホっぽいですが、僕は英語の勉強がはじまった中学1年生の時から外国語が心底嫌いでした。なんで外国語なんてやらなければいけないのか分かりませんでした。こんなんもん国富を外国に流出させるだけだし、外国語をやる時間を別のことに費やしていればもっと日本はよくなるんじゃないかと幼心ながらにそう考えていました。

 

でも、外国語を勉強した方がより選択肢が増えますし、楽しいことも多くなりますし、外国語の勉強をしないと決断出来るほどの強みや専門性が自分にないこともあり、結局はしました。経済学部に入り、経済学に即した思考をするようになったからなのかもしれません。

 

ということで、ひとまずは学生時代における外国語の学習の総決算としていきたいと思います。

 

 

「正解となる道は選べないけど、選んだ道は正解にすることはできる」と友人がブログで書いていました。僕もこの言葉を色々な所で聞いて来ました。結論から言うとこの言葉の重さは生存者バイアスであって、要するに「成功出来るよう努力しろ」ってことだろってことになるのであまり好きではないです。

 

「正解となる道は選べないけど」というのが最初から「逃げ」ていてズルいと思います。道を選んだ時点では、自分の全ての選択肢、人間関係、リソースの範囲の中でベストの選択肢を選んだはずです。まずはそこに自覚的でいるべきだと思います。人の選好・嗜好が異なるので様々な選択肢があるだけであって、画一の基準で選べる「正解」を選びたいのか、万人に認められるようなものでければ正解ではないのかというニュアンスです。

 

そもそも「正しい」というのはあくまで価値判断であって、あまり好きではないです。僕も正しいか/正しくないかという価値観は他人を説得させる時に使いますが、自分に対してはgood or notと少し異なる価値判断で意思決定しているように思います。効用が高い方というダサイ言い方でもいいでしょうか。いずれにせよ、前提状態の確認といったことの方が効果的であった気がします。

 

 

というわけで、準備に万全を尽くしたいと思います。ではまた。